夕暮れ()

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詞:岸本 真 曲:赤壁 建一

西陽が 足元に 絡み付く部屋で
家路を急ぐ人たちの 足音を聞く
人はみな 自分の生きる所を
探しているけれど
僕はただ 何もできずに ガラス越しの空をみる

暖かな 坂道に 三輪車が一つ
いつもと同じ色して 夜を待っている
僕もあの 小さな影のように
蹲って 動けずに
行過ぎる 人たちのあとを
黙って見送るだけ

見上げれば いつか夕暮れ
僕もまた 気づくだろう
ガラス越しの 人の帰り道は
こんな所にもあったと